サイレント・リトリート

バイロン・ケティ(以下ケイティ)のワーク(The Work)は、瞑想しながらワークをすることが重要なポイントです。ケイティは、常に「ワークは、メディテーション(瞑想)よ。”The Work is meditation.”」と言います。私は、今までに15分程度のメディテーションしか行ったことがなく、前々からメディテーションにもっと力をいれたいと感じていました。

ITW(The institute for The Work:認定ファシリテーターになるためにトレーニングを受ける機関)を通じて友人になったファシリテーターの人たちから、アジャシャンティ(以下アジャ)という人物について耳にしました。2011年ごろのことです。アジャについてグーグルしたところ、彼の教えには感銘を受けたものの、「お坊さん」のような彼の姿に少し抵抗を感じた私は、特に彼の本も読まずそのまま彼の存在を忘れていきました…。しかし、再三に亘って友人からアジャのサイレントリトリート(数百人で5日から7日間無言で座禅を組むリトリート)の話を聞き、やっと彼の本、大いなる恩寵に包まれて(ナチュラルスピリット社:Falling into Grace)を読みました。彼の教えに強い感銘を受けた私は、2013年12月に5日間のリトリートへ行ってきました。

携帯もコンピューターも使わず、誰とも話さず目も合さずに生活した5日間は、「素晴らしい!!!」の一言でした。今までこのように自分に対して大切に向き合い、自分の感情の流れを注意深く見届けることは体験したことがありません。心がオープンになるのを感じました。些細なことですが、例えば40分間のメディテーション毎に休憩を取るのですが、その40分間があまりにも早く過ぎたように感じただけで、感謝の気持ちで胸が一杯になり涙があふれて止まらないのです。自分でもびっくりしました。夜にはサットサン(Satsang)で多くの人がアジャに様々な質問をし、アジャはそれに1つ1つ丁寧に回答してくださいました。そのプロセスを見ていて、私は何て恵まれているのだろう、とまたまた感謝の気持ちで一杯になりました。

その他、日常メールを書くときや携帯でテキスト(メール)を配信するとき、また誰かに電話をするときなど、毎日、毎分、自分がどれだけ自分のイメージに気を使っているか、痛切に感じました。5日間、全く誰とも連絡を取らず話もしなかったわけですが、その間は自分のイメージを気にする必要が全くありませんでした。何と自由なことでしょう!人の批判を気にしなくて生きるということは、とても自由で素晴らしいことなのだと気が付きました。日常、自分のイメージを保つために、無意識のうちにどれだけ努力をしているのかを思い知らされました。確かに、電話を掛ける時やメールを配信するときは、それなりのマナーというものがあると思います。しかし、相手に気に入られたい、相手に失礼があってはいけない、などという思いから常に周りの目を気にして生活している自分に対して、もっと思いやりを持ちたいと思うようになりました。そのような自分に対して「いいんだよ、そこまで気を遣わなくても。世界中の人が『珠美』を嫌っても、私はずっとそばにいるから」と自分に優しい言葉をかけてあげたい、と思うようになりました。

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ナチュラルスピリット社は、2014年5月に開かれるサイレンリトリートのツアーを開催しています。私も参加します。詳しくは、こちらまで。アジャシャンティは、日本人参加者のために特別にサットサンの時間を設けてくださるそうです。

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