日本人と西洋人の違い

日本人と西洋人の違い

感情の表現が難しい

ここでお話したい日本人と西洋人の違いは、ワークを通じて感じたことです。ワークは、ジャッジメントワークシートというワークシートに自分の感情や気持ちを書き込むことから始まります。この段階で、すでに大きな違いがあると感じています。例えば、1つの状況において自分の感じたことをワークシートに書いていくのですが、その自分の感情や気持ちを紙に書き出すという作業が、日本人にとってかなり難しいことなのだということに気が付きました。確かに、私も最初にワークのやり方を学んだ頃は、ワークシートに書く感情はほとんどいつも「怒っている」か「悲しい」くらいのもので、そのほかにどのような感情があるのか、それぞれの状況においてどのように感情を表現すればいいのか、戸惑ったことを覚えています。もし、ワークシートを書くときにご自分の感情を表すことが難しいと感じたら、こちらのリンクから「感情と反応のリスト」をダウンロードして活用してください。ttp://thework.com/sites/thework/nihongo/downloads/Emotions_and_Reactions_List_Japanese_A4.pdf

自分の感情を表現することが難しい、と感じている日本人の方は少なくないと思います。もしかして、これは小さい時から自分の感情を表に出さないようにとしつけられてきたからではないでしょうか?

 

他人を批判する

感情の表現以外で違いを感じることは、人をジャッジ(批判)することへの抵抗です。多くの日本人は、人を批判するということにおいて後ろめたさを感じたり、悪いことをしているように感じているのではないでしょうか。他人への批判よりも自分に対する批判のほうが多い、とお話される方が多いです。もしかしたら、小さいころから人様を批判することは悪いこと、という教育を受けてきた影響の表れなのではないでしょうか?

ワークを通じて自分で認識できたことは、実は自分はありとあらゆることを常に批判している、ということです。それは、ケイティもよくお話されるように、マインドの仕事なのです。ご自分で今ここでテストしてみてください。今ご自分がいる場所を右から左とゆっくりと眺めてみてください。しばらく眺めているうちに、マインドが「あそこが汚い」とか「あの壁の絵が曲がっている」とか「あの人の髪型が嫌い」など、次から次へと批判的な意見が生まれてくることに気が付くと思います。批判は、決して私がコントロールして考ることでもなく、まして自分で批判の考えをストップすることはできません。自然とマインドの中で起こっていることです。じっくりと時間がかけて自分のマインドが何を考えているのかを見てみると、必ず自分以外の物や人を批判しているご自分に気が付くと思います。そこから、ワークシートを書き始めてみてください。

 

自由に考えるということ

日本人は、特にここの部分が苦手なのでは?と感じています。私も日本で教育を受けてきていますので、学生時代に、自由に考えてそれを思ったままに表現する機会があまりなかったことを記憶しています。

ワークをする際、4つの質問に答えていくわけですが、クライアントの方から「このような答えでいいのでしょうか?」とか「何と答えて良いか分かりません。」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。正しい答えを出さなければならない、という考えを信じてワークをしていませんか?ワークとは、「その考えは本当でしょうか?」と聞かれたら、相手が自分をどう思うかとか、「はい」という答えが正しいのか、「いいえ」という答えが正しいのか、などあれこれと考えずに自分の中に芽生えてきたことをそのまま言ってみる、というのがコツです。「その考えを信じるとき、どのように反応しますか?」の質問にたいしては、そのワークシートの内容の状況に戻り、頭の中で再度その状況を描いてみてください。きっとその時に自分はどう反応したか見えてくると思います。そしたら、それをそのままそっくりと表現すればいいのです。ワークには、「正しい答え」や「正しいやり方」はありません。

 

自分なりの答えを探すということ

個人差はあるとは思いますが、大半の日本人は受け身だと思います。小中高校の国語の授業で、回答を探すときある程度の「枠」を与えられ、そのなかから回答を探す、というのがパターン化されていたように記憶しています。自分なりの考えを探し出すというよりも、できるだけ人と同じように考え、同じように行動することが大切、と教えられました。日本の教育は、「協調性」を養うことに力を入れていると思います。

ワークを通じて感じることは、自分なりの答えを探すということを恐怖に感じていらっしゃる方が少なくないことです。自分なりの答えを探すことは、まるでだだっ広い野原に一人で放り出され、どの方角へ進んでいいかわからないような気分になるのではないでしょうか?

まずは、ワークをしているときに感じたご自分の気持ちや感情を無視せずに、大切にすることから始められてはいかがでしょうか?「こんなことを感じてはいけない」とか「こんな気持ちになってはいけない」とご自分の感じてるいる感情や気持ちを抑えようとしたり、無視しようとしないでください。たとえその感情や気持ちが他人とは大幅に異なることでもです。一回でも感じた気持ちなら、その気持ちはすでにご自分の中に芽生えているのです。それを受け入れたくないと思っても、もう感じてしまったことなのだから仕方ありません。ご自分の感じた感情や気持ちを打ち消そうとか忘れようとすると、そこから苦しみが始まります。ワークをするときは、昔学校で学んだ「協調性」はいったん休止状態にしてください。そして、ご自分の感じる感情をまるでご自分の子供のように、または親友のように大切に扱ってください。そしたら、きっと自分なりの答えを出すことにそれほど恐怖を感じなくなるのではないでしょうか?

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