私の人生を一変させた本 ザ・ワーク

ワークを見つける前

自分の家族は問題だらけと思っていました。両親を嫌って育ちました。父は、頻繁に酔っては私たちに怒鳴り暴力を振るいました。父の肉体的・精神的虐待から私を守ってくれなかった母に対して、怒りと不信感を抱くようになりました。その結果、中学生の頃から不良になり、同級生をいじめたり、他校生と喧嘩をしたり…。煙草を吸ったりお酒を飲んだり…とありとあらゆる悪さをしてきました。世の中が嫌いだったし、人が嫌いでした。時々「あー、今死ねたらどんなに楽だろう」と思うようになり、自殺願望は、2009年にワークに出会うまでずっと続きました。

やがて家族から離れ、独自の人生を築く努力をしましたが、常に孤独を感じ、人を信用することを困難に感じました。

私の人生を一変させた本 「ザ・ワーク」

孤独感に襲われたり、鬱な気分に嫌気を指してきたころに、バイロン・ケイティのワークをある人から紹介されました。最初は、ワークに対して不信感を抱きました。簡単な4つの質問と置き換えを探すだけで、ストレスの根源を理解できるなんてありえない!と思いました。

今振り返ると、父の死と流産と仕事場から解雇されたことが重なり、塗炭の苦しみから脱け出したいという一心からザ・ワークの本をようやく手したのです。

ワークを見つけてから

一旦ザ・ワークを読んだら、「これしかない!」と思いました。これこそが、自分が今までずっと探し求めてきたものなのだ、と確信しました。ワークを通じて、自分が見るもの聞くもの、体験すること全てに怒りを感じていることに気が付きました。この状態で生活することは苦痛でした。また、人から拒否されることに対して強烈に恐れていたことに気が付きました。拒否される前からその『匂い』を嗅いだだけで、他の人を敵対視しました。『拒否』されるということは、死んでしまうことのように感じました。これは、自分の中でとても大きな気づきとなりました。ワークは、自分が周りを敵対視して生きていかなくていいことに気づかせてくれたのです。

父は、2008年に亡くなりました。最初は、父に関してワークをすることに抵抗を感じました。父はもう亡くなったのですから見逃してあげるべきだ、と思いました。古い思い出を穿り返すことにも抵抗を感じました。父は安らかな眠りについたのですから、私の父に対する感情も安らかな眠りにつけば良い、と考えていました。しかし、そう簡単にはいきませんでした。日常のストレスに関してワークをしていくうちに、ほとんどのストレスやビリーフは、両親、特に父親に関するビリーフにつながっていることに気が付きました。そして、ついに父に関するビリーフをワークし始めるようになりました。

確かに、父の暴力的な行動は、私の生活と精神に苦痛を与えてきました。しかし、たとえそうだったとしても、父は私を愛してくれなかったとは言い切れないということに気が付きました。たったの一度も、父は私を愛してくれていたのかもしれない、と思ったことはありませんでした。ワークを通じて、父の愛の表現が彼独特のユニークなものであったか、または愛情表現を知らなかっただけで、私を愛していなかったわけではないと気付くようになりました。自分のビリーフとは全く違った方角から物事を見る、という感覚を身に付け始めたのです。

ケイティは良く言います:「自分のマインドがクリアになり親切になると、世界中が親切になる」ワークを通じて、人の思いやりは常に自分の目の前にあったのだと気が付きました。以前、人に嫌悪感を持って生活していたのに、その嫌悪感が自分の中から消えていきました。前は、人を避け、素早く心を閉ざしてきましたが、今では、人との出会いが待ち遠しく、人とのつながりを心から求めるようになりました。以上が、ワークを見つけてから私にどのような変化が現れたかの例です。

ワークのもたらす影響例を挙げるときりがないほどに、自分の中で確実に世界に対する見方が変わってきています。それは、自分に対する見方の変化の現れなのだろうと思います。ワークのやり方は、とてもシンプルです。あなたに必要なのは、オープン・マインド(偏見のない、先入観を持たない心)だけです。

あの日、「ザ・ワーク」の本を手に取った日、これほどまでにシンプルなツールがこのような大きな影響力を私に与えるとは夢にも思いませんでした。だから、この素晴らしくとてもパワーのあるツール、ワークを皆さんとシェアしていきたいと思ったのです。

自分のマインドと親友になるため(Best Friend of Mind)に、ワークをする毎日です。皆さんと心の安らぎのために、いろいろなことをシェアしていけたら幸いです。

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