オープンハートについて

ある方から「オープンハートの意味が分からない」というご質問をいただきました。今日は、そのことについてお話しさせていただきます。
オープンハートとは、柔軟で偏見を持たない心のことです。偏見を持った状態でワークをした場合、「可能性」を見落としてしまうと思います。ここで言う可能性とは、今まで考えたこともない方向性で物事を見ることができる可能性です。ワークしていると、時に過激なほどに斬新なアイデアにぶち当たります。特に、置き換えをする時がそのときです。

例えば、「彼は私に嘘をついた」を相手(彼に)に対して置き換えた場合、「私は彼に嘘をついた」となります。なぜ、彼が嘘をついたその状況で私が嘘をついた例を探すことができるのでしょうか?この時にオープンハート(柔軟で偏見を持たない心)でいることが必要になってきます。「そんなことあるわけないでしょ?」と否定したくなりませんか?きっとあなたのマインドは、必死に彼が嘘をついた時の証拠探しをし始めることでしょう。そして、自分が正しかったことを認めてもらおうとすると思います。マインドは「そんな例なんて探せない」とあきらめかけると思います。その時に、オープンハートになって可能性を探してみてください。「絶対にそんなことはあり得ない」と自分に言っているマインドに気づきながら、とりあえず自分も彼に嘘をついたかもしれない可能性を探してみてください。きっと見つかると思います。今までの私の体験では、置き換えをしているときに例が見つからなかったことはありません。

「彼は私に嘘をついた」を反対に置き換えるとき、「彼は私に正直であった」、または「彼は私に嘘をつかなかった」となります。なぜ、彼が嘘をついたその瞬間に彼は正直であったかもしれない、と思えるのでしょうか?ほとんど不可能な感じがします。しかし、目を閉じてその状況の時に彼が言ったことを(頭の中に描かれるイメージ)オープンハートな状態でゆっくりと見てみると、やがて答えがぽっかりと自分の中に浮かび上がってきます。偏見の心であったなら、その浮かんできた答えを見落としてしまうか、もしくは「そんなことありえない。」と自分の中で即打ち消してしまうでしょう。従って、ワークをするときは、まるで何も知らない無邪気な子供のようにオープンハートな状態でワークをすることがとても大切なことです。

2件のコメント

  1. 西牧 浩二

    珠美さん
    こんにちは!文章読ませていただきました。
    ワーク中、オープンハートではない自分に客観的に気づいているのに、なかなかオープンハートになれない自分と格闘しはじめてしまい、いつまでたっても答えがうかばないまま時間が過ぎてしまい、集中力がきれてワークをやめてしまうという経験があります。
    そこで質問なのですが、①答えが出てくるまで何十分でも探し続けた方がいいのでしょうか、それとも答えがどうしてもでてこない場合は質問を変えてみたほうがいいのでしょうか。②ワーク中にオープンハートになるために珠美さんが気をつけていること、なさっている具体的な方法(呼吸に意識を向けたりとか)はありますか?

    • Tamami Fujiwara

      西牧さん、
      ご質問ありがとうございます。とても良い、そして大切な質問だと思います。
      どの質問のときに答えが出てこないのでしょうか?例えば、4番目の質問、「もしその考えがなければ、自分はどうなるか?」のときに答えが出てこない場合は、ある程度待ってから置き換えに移行します。4番目の質問の時、時間にしてどのくらいじっと待っているかは人それぞれだと思います。クライアントの方で、15分ほどじっと待っていらっしゃる方もいます。正しい方法というものは存在しません。

      置き換えの時に答えが出てこない場合は、今はまだご自分の中に「気づき」が起こる時ではないのだと思います。父を課題にここ5年ほどワークをしています。2,3年前には決して気づくことのなったことを、今になって気づいています。答えは、出そうとして出るものでもなく、探すものでもありません。答えはぽっかりと浮かんできます。

      オープンハートでワークをするためにしていること。特に方法はありません。ただ、ワークをし続けているうちに、自分が確実に知っていることは何一つないのだということに気が付きました。その「気づき」がオープンハートでワークをするのに役に立っています。「絶対にそうだ。そうに決まっている。」と確信していることをワークしていくうちに、だんだんと自分の確信が崩れていきます。最初は恐怖心を覚えるかもしれませんが、そのうちにストレスの原因となるビリーフは一体何なのかを知りたいという強い気持ちが芽生えてきました。

      もしかしたら、オープンハートでワークをするには、苦しみから逃れたい、このストレスを取り除きたい、という動機からするのではなく、自分は一体この瞬間に何を信じているのだろう?という興味からワークをすることが大切なような気がします。オープンハートとは、言ってみれば興味です。興味本位でワークをすると、ジャッジメントワークシートを書くたびに、それをじっくりと時間をかけてワークをしていくうちに、まるでお誕生日のプレゼントのラッピングペーパーを破いていくようなそんな気分になってきます。少なくとも、それが私の体験です。

      回答になっていますでしょうか?またご質問があれば、いつでもお問い合わせください。
      珠美

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください