100% 確実なこと

自分について100%確かなこと

Cento percento scritto sulla sabbia bagnata自分について100%確かなことを考えてみました。私の名前。私の性別。私の仕事。私の出身地。私の誕生日。私の家族。私の好きな食べ物。私の性格。私の好み。私の好きなスポーツ。

決してストレスな考えではないのですが、自分が確信していることについてワークをしていくとどうなるのだろう、という興味からそれらの考えについてワークをしてみました。すると、ワークをしていくうちに、確信していたことが確かでなくなっていきました。例えば、「私は珠美」という考えを4つの質問にかけて探求していきます。私が「珠美」である、という証拠は、両親にそう呼ばれたから。皆からそう呼ばれたから。どこかの書類にそう書いてあったから。両親にそう呼ばれて以来、自分は「珠美」という名前なのだ、と信じて生きてきました。

ワークをしていくうちに、「珠美」という名前がまるで社名のような感じがしてきました。「珠美」という名前から得るイメージ、雰囲気、感情などに気が付きました。そして、4番目の質問、「『私は珠美』という考えがなかったら、私はどうなるか?」を自問したとき、『珠美』というアイデンティティが消えていってしまうようで、一瞬恐怖心を感ました。私が私でなくなってしまうということが、とても危険なことのように感じました。もし、私の名前が「珠美」でなかったら、みんな私のことを知ることができない。私をほかの人たちと区別することができない。私は、その他大勢になってしまう。もし、私の誕生日が両親が教えてくれた日付でなかったら、自分は特別な人間でなくなってしまう。誰も私の誕生日をお祝いしてくれなくなる。この世で忘れ去られた人間となってしまう。もし、私の出身地が東京でなかったら、もし、私の両親を自分の両親と信じていることが本当でなかったとしたら、私のこの世におけるアイデンティティがなくなってしまう…。Unknown man

自分のアイデンティティに関してワークをしていくうちに、自分は自分が100%確かだと信じてきたことが少しづつ崩れていきました。まるで、自分の世界が崩れ落ちていくかのように。そして、同時に「私の名前は珠美」や「私は人に親切に対応することが好き」などを信じ切って生きていくと、「珠美」というイメージや「親切な自分」というイメージを守ろうと必死になっている自分に気が付きました。自分のイメージを脅かされたと信じるとき、とても攻撃的になる自分にも気が付きました。自分には、「世間の評判」というものがありそれを守っていかないと大変なことになる、と真剣に信じていました。今でも、ちょくちょく自分に対する他人の評価を気にしている自分を見つけます。

自分が「100%確実に本当だ」と言い切れる考えをワークしていき、どの考えも本当だと言い切れないことが分かると、そのうちにものすごい解放感を感じるようになりました。「珠美」のアイデンティティがなくなると、「世間の目」も気にしなくていいのです。その解放感は今まで感じたことのないもので、何十キロという重りが肩から取り除かれたような、そんな解放感を感じました。

ここ数週間自分について100%確実に分かっていることは一体なんだろう、と思いを巡らしていました。もしかしたらそのようなものは存在しないのかもしれない、と思っていた矢先に1つだけ確実に自分について分かっていることを発見しました。それは、次に自分が何を考えるか、どのような思考が自分の頭の中に現れてくるか、100%確実に私には予想できないことです。これは、自分について100%確実に分かっていることです。朝起きたとき、「今何時だろう?今日は何曜日だっけ?」というような思いが浮かびます。でも、そのような思いを思い浮かべようと計画を立てて思っているわけではありません。目が覚めた瞬間にポカっと頭に思いが浮かぶのです。今朝目が覚めた時は、「今何時だろう?」ではなく、「まだ夜かな?」が最初の考えでした。

確かに、「今何時だろう?」や「今日は何曜日だっけ?」などの考えはストレスな考えとはいえません。でも、ストレスな考えも、「今何時?」の考え同様にポカっと浮かび上がってくるものです。先日、初対面の人とお話ししたときに、妙な胸騒ぎを感じました。それは、居心地が悪い感じの胸騒ぎでした。「この人を信じてはいけない」という考えを信じている自分に気が付きました。この考えは、決して自分で予定して考えたものではありません。自然とどこからか発生したものです。初対面の人に対して、なぜ「信じてはいけない」と思ったのか、私のマインドはなぜ私にそれを警告したのか、今じっくりと自分に聞いているところです。

自分について100%確かなことが見つかって、正直ほっとしています(笑)。自分が次に何を考えるのかは未知の世界でも、それが自分についての100%確かなことなので、私のエゴは満足しています(笑)。

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